フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第3戦・中国杯
▲2季ぶりにGPシリーズに復帰した元世界女王の浅田真央(25=中京大)が優勝を飾った。
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 前日6日のショートプログラム(SP)で後続に約6点差をつけて迎えたフリーは125・75点で3位だったが、合計197・48点でGPシリーズ15勝目を挙げ、日本選手最多を更新した。11年ロシア杯から続く連勝記録も8まで伸ばし、最多となった。

 浅田は冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は成功させたが、その後の3回転ループで転倒するなどミスもあり、得点は伸びなかった。演技後「今日のフリーは自分としてもまだまだやることがあって、課題もたくさんあると感じました。次に向けて、時間は少ないですが、フリーを中心に練習したい。今日の演技には満足していません」などと話した。

 次戦は27日開幕の第6戦・NHK杯に出場。シリーズ6戦の上位6人に与えられる来月のGPファイナル(スペイン・バルセロナ)出場権を目指す。

 SP2位の本郷理華(19=邦和スポーツランド)はフリーでトップの129・97点を挙げ、自己ベストを更新する合計195・76点で2位となった。昨季世界選手権3位のエレーナ・ラジオノワ(16=ロシア)が3位だった。
引用元:浅田真央が復活Vも「満足していません」2位は本郷 - フィギュア : 日刊スポーツ

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曲名:ジャコモ・プッチーニ 歌劇『蝶々夫人』
技術点:58.15
構成点:69.60
減点:2.00
合計:125.75

浅田真央インタビュー


▲女子フリーが行われ、1年間の休養を経て、2季ぶりにGP出場となった元世界女王の浅田真央(25)=中京大=はフリー3位の125・75点をマーク。合計197・48点でGP復帰戦を優勝で飾ったが、思わぬ“アクシデント”に襲われていた。

 これがブランクの影響か…。女王・真央が予想外のミスで1点減点されていた。

 休養していた昨季から、名前を呼ばれてから「30秒以内でスタートポジションにつかないと1点の減点」という新ルールがスタート。それまでは60秒以内だった。

 この日の演技の採点表には、転倒での減点のほか、「Late start -1.00」という記述が。真央自身「ルールが色々変わっているし、気をつけないと」と、話していたが、30秒以上掛かってしまったようだ。

 演技では「蝶々夫人」の柔らかな曲調にのり、冒頭のトリプルアクセルを鮮やかに着氷。だが続く連続3回転で転倒、3回転ルッツは2回転となった。後半のジャンプでも回転が抜ける場面があった。

 会場を沸かせたものの、フリーの得点は3位。キスアンドクライでは「失敗しちゃいました」と両手を合わせるしぐさを見せるなど、浅田が求める基準には、まだ達していないようだった。 浅田にとってGPシリーズ出場は、優勝した13年12月のGPファイナル(福岡)以来。約2年ぶりに戻って来た世界最高峰の舞台で、シリーズ通算15勝目を挙げ、歴代最多となるイリーナ・スルツカヤ(ロシア)の17勝へあと「2」と迫った。
引用元:浅田真央がGPシリーズで復活優勝も…新ルールで1点減点される - ライブドアニュース